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全豪オープン(賞金総額2060万豪ドル)は14日、大会初日にシングルス1回戦を行い、第5シードのM・シャラポワ(ロシア)、ノーシードのL・ダベンポート(アメリカ)がそれぞれ勝利し、早くも2回戦で元女王同士という注目の対戦カードが実現することとなった。
初優勝を狙う昨年ファイナリストのシャラポワは、J・コスタニッチ(クロアチア)で6-4, 6-3で快勝。一方のダベンポートはS・エラーニ(イタリア)に6-2, 3-6, 7-5で競り勝った。
シャラポワは前回大会ではK・クレイステルス(ベルギー)ら強敵をなぎ倒して初の決勝に進んだものの、S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて準優勝に甘んじた。その後、約1年間は肩の故障に悩まされてきたが、昨年末は最終戦チャンピオンシップスで準優勝を飾るなど、怪我も癒えた様子。
2度目の優勝を狙うダベンポートは、昨年6月に長男のジャガー君を出産して、9月に11ヶ月ぶりに現役に復帰。その後は4大会に参戦して3勝を収める活躍を見せており、今大会はノーシードの中では最も注意が必要な選手となっている。
過去の対戦成績はシャラポワの4勝1敗だが、シャラポワの勝利は全てフルセットによるもので、最後の対戦は約2年前のこと。元女王同士の勝負の行方に注目が集まる。
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