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(ロシア、モスクワ)
クレムリン・カップの女子部門(賞金総額134万ドル、ティア1)は11日、シングルス2回戦を行い、昨年覇者で第3シードのA・チャクエタゼ(ロシア)がD・サフィーナ(ロシア)に6-7(6-8), 2-6で敗れ、2連覇の夢を逃した。前日にはM・シャラポワ(ロシア)が敗退しており、2日連続で上位シードが姿を消すこととなった。
チャクエタゼとの対戦成績を3勝1敗としたサフィーナは、準々決勝で再び同胞対決に臨む。対戦相手はA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-2, 6-2で下したV・ズヴォナレーワ(ロシア)で、初戦では第6シードのA・モレスモ(フランス)を破るなど好調となっている。
その他のシード選手は順当に勝ち上がっており、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)はT・ペレビニス(ウクライナ)を7-5, 6-4で、第8シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)もE・ヴェスニナ(ロシア)を6-3, 6-4で、それぞれ退けてベスト8入りを決めた。準々決勝に進んだシード勢は、この2人とトップシードのS・クズネツォワ(ロシア)のみ。
金曜日の準々決勝でバイディソバと対戦するセリーナは、格下相手に予想以上の苦戦を強いられた2回戦を振り返って、「今日は最高のテニスができたわけじゃないけど、試合中に自分が有利になるような試みをできたのは、成果だと言える。」と、試合から学んだことを明かした。
バイディソバはこれまでセリーナから1度も勝利を上げられておらず、初勝利を目指す。
今大会の優勝賞金は18万2千ドル。
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