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（イギリス、ウィンブルドン）

ウィンブルドンは大会４日目の２８日、当地で女子シングルス２回戦を行い、日本期待の森上亜希子（日本）がＤ・サフィーナ（ロシア）に6-4, 7-5でストレート勝ちし、４年ぶり２度目の３回戦進出を決めた。次は元覇者のＶ・ウィリアムズ（アメリカ）に挑む。

大舞台に強い森上がまたやった。昨年は全仏オープン１回戦で第３シードのＮ・ペトロワ（ロシア）を倒した森上が、今回は第１３シードのサフィーナを初対戦で撃破して見せた。

今年は全仏オープンこそ初戦敗退に終わったが、５月のクレーコート大会でツアー初優勝して得た自信を胸に、ウィンブルドンでは初出場の２００３年以来となる３回戦進出。

この試合では、各セットともに第１ゲームで相手のサービスをブレイクして流れを引き寄せると、追いつかれても再び突き放す勝負強さで、世界ランク１４位の強豪を退けた。

次の試合で初の４回戦進出をかけて戦うのは、全英では３度の優勝がある元女王のヴィーナス・ウィリアムズ。今年２月に一度だけ対戦し、敗れたもののフルセットの熱戦を演じている。

勢いを増す森上が更なる大波乱を起こしてくれることに期待したい。