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(アメリカ、ボストン)
木曜日にシニアツアーのチャンピオンズ・カップの1回戦が行われ、元世界1位のP・サンプラス(アメリカ)が5年ぶりに試合に登場。P・コルダ(チェコ共和国)を6-1, 6-2で制し元気な姿を見せた。サーブアンドボレーを武器とするサンプラスは、1990年代にはトップに座り続け、64のシングルスのタイトルを獲得、762勝222敗の成績を残した。獲得賞金は4,300万ドルにのぼり、全米で5度、ウィンブルドンで7度、そして全豪で2度、合計14のグランドスラムタイトルを手にしている。
2002年の全米オープン決勝でA・アガシ(アメリカ)と対戦して以降、ただの1度もプレーをしてこなかったサンプラスだが、コルダ戦では、現役当時と変わらないすばらしいタッチを見せ、得意のサービスでも相変わらずの切れを見せていた。サンプラスは最終6ゲームのうち5ゲームを奪い、最後はサービスエースで試合を締めくくった。サンプラスは「1年前にラケットを握ったとき、サービスだけは自然に打てた。衰えもなかったよ。」と笑顔で話していた。
サンプラスについてJ・マッケンロー(アメリカ)は、「サンプラスはグラスコートの達人。ロジャー(フェデラー)は『是非サンプラスと対戦してみたい』と言うだろうけど、それほど楽に勝利できると思うわないほうが良い。ウィンブルドンでなら、サンプラスは今でもロジャーに次ぐ第2シードくらいの実力はあるはずだから。」と話していた。因みにマッケンローも、この日初戦でT・メイヨット(アメリカ)を6-1, 7-5で制してみせた。
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