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(スペイン、バルセロナ)
月曜日から開幕したセアット・ゴド・オープン(賞金総額116万ドル)に、“クレー王”ことR・ナダル(スペイン)が3年連続優勝をかけてトップシードで出場する。全仏オープンを1ヵ月後に控え、母国のファンの前でクレー連勝記録続伸に期待がかかる。
この日曜日に行われたモンテカルロ・マスターズでは、決勝で王者R・フェデラー(スイス)をストレートで下し、1セットも落とすことなく同大会3連覇を達成した。慣れ親しんだクレーでは、2005年のバレンシア大会準々決勝でI・アンドレエフ(ロシア)に敗れて以来負け無しで現在67連勝中。ここバルセロナでもこれまで11勝1敗で、唯一の敗戦は2003年の2回戦にA・コレッジャ(スペイン)から喫した時までさかのぼる。
56ドローの今大会は、上位8シード選手が1回戦が免除されているため、2回戦から登場するナダルの初戦の相手は、D・サングイネッティ(イタリア)とK・フリーゲン(ベルギー)の勝者となる。要注意は第11シードのM・サフィン(ロシア)で、順当に行くと準々決勝で顔を合わせる。サフィンは2000年に優勝した経験がある。
今年は、過去の優勝者が多く名を連ねており、F・マンティヤ(スペイン)(1999年優勝)、J・C・フェレーロ(スペイン)(同2001年/第7シード)、G・ガウディオ(アルゼンチン)(同2002年)、C・モーヤ(スペイン)(同2003年)、T・ロブレド(スペイン)(同2004年/第3シード)らがクレー巧者が出場している。
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