HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、カリフォルニア州インディアン・ウェルズ)
パシフィック・ライフ・オープン女子部門(賞金210万ドル)は、現地13日、シングルス4回戦が行われ、ベスト8進出を狙った第16シードの杉山 愛が、第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、2年連続の4回戦敗退に終わった。
杉山は、各セットとも3-0とリードされてから2ゲームを返す反撃を見せたが、クズネツォワの豪打の前に沈黙した。
この日は、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が同胞のV・ズヴォナレーワ(ロシア)に敗れるという波乱が起きたが、その他の試合でも上位シード勢が次々と姿を消した。第3シードのM・ヒンギス(スイス)は第14シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)に4-6, 3-6で負け、第4シードのN・ペトロワ(ロシア)は第13シードのT・ゴロバン(フランス)と対戦中に、2-6, 0-1とリードされたところで熱中症により途中棄権を申し入れた。
ヒンギスは第2セットで3-1と先行していたが、そのリードを活かすことが出来ず、出場7大会目にして初めてベスト8入りを逃した。一方、同大会2002年決勝でもヒンギスを下し、自身唯一のツアータイトルを獲得しているハンチュコバは、「その時のことは良く覚えているわ。本当に嬉しかったし、数え切れないほどの幸せな思い出が蘇ってくる。マルチナとコートにいるだけでも特別なことなの。」とコメントした。
また、第7シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)は第12シードのN・リー(中国)に3-6, 6-7(1-7)で、第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)は第11シードのS・ペア(イスラエル)に4-6, 6-7(2-7)で、それぞれ敗れている。第10シードのA・イバノビッチ(セルビア)も第33シードのS・バンマー(オーストリア)に7-6(8-6) 0-6, 3-6で屈した。
その他の試合では、第6シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が第17シードのM・バルトリ(フランス)に4-6, 6-3, 6-2で辛勝して、ベスト8に駒を進めた。
この結果、準々決勝の組み合わせは、ズヴォナレーワVSリー、ハンチュコバVSペア、バンマー対ゴロバン、バイディソバVSクズネツォワとなった。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.