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先週「テニスの殿堂入り」が決定した、グランドスラム14回の優勝を誇る元チャンピオンP・サンプラス(アメリカ)が、30歳以上を対象としたテニス・ツアーにデビューすることになった。
2002年に引退したサンプラスは現在35歳で、アウトバック・チャンピオン・シリーズの5月のボストン大会から出場予定。「初めて海に飛び込むような気分だね。試合をやって、勝つことにどんな感情を抱くのか、自分でも試してみたい。今でもテニスは大好きで週に2~3回はやる。でも昔のようにごりごりやるのはごめんだ。ただ、懐かしい友人たちとプレーしてみたいと思うようになった。」と、サンプラスは今回のツアー復帰の心持を語った。
同シリーズには、M・チャン(アメリカ)、J・クーリア(アメリカ)、G・イバニセビッチ(クロアチア)、J・マッケンロー(アメリカ)、P・キャッシュ(オーストラリア)ら往年の名選手たちが出場している。同ツアーに参加するには、グランドスラム優勝経験に加えて、世界ランキング5位内またはデビス・カップでシングルスを戦った経験が必要。サンプラスのデビュー戦となるボストン大会では、マッケンロー、クーリアも出場を予定している。
サンプラスは、2002年のUSオープンでA・アガシ(アメリカ)を下して優勝を遂げた後、急に表舞台から姿を消し、その1年後に正式に引退を表明した。それ以降は2006年にワールド・チーム・テニスでのエキシビジョン戦に一度出場したのみだった。「ツアーで往年の名選手たちと転戦するとなると、それなりのやる気が沸く気がする。もちろん昔のようにとは行かないけど、それでもいいテニスをして勝ちたいね。」と、サンプラスは意気込みを語った。
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