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(イギリス、ウィンブルドン)
V・ウィリアムズ(アメリカ)はまだ引退は先のこと、と語っている。しかし妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)が引退した場合は、話が別のようだ。セリーナは慢性的な膝の故障に苦しみ、今年のウィンブルドンを欠場している。また昨年の全米オープン以降はわずか4試合しか戦っておらず、そのうち3試合は1月の全豪オープンでのもの。
休養が長引くセリーナはテニス以外での様々な活動と相まって、引退するのではないか、という憶測を呼んでいる。しかし当の本人は、復帰を決意していると話している。一方姉のヴィーナスは、自分の将来は妹の将来計画とからんでいる、と話す。
ヴィーナスは「まだセリーナとは話していないけど、多分一緒に何かやると思うわ。」と話している。「セリーナがいなくてとても寂しいわ。しっかりしなくてはいけないと思うけど、セリーナと一緒に引退できたらいいわね。お洒落かも。まぁ現時点では引退はあり得ないけどね。」
ヴィーナスは火曜日のウィンブルドン1回戦で、同胞のB・マテック(アメリカ)と対戦する。しかし日曜日の記者会見でヴィーナスの口を突いたのは、セリーナの話題ばかりだった。「セリーナといるととっても楽しいし、嬉しくなるし、いい時間を過ごせるの。私とセリーナはチームね。でも全てを手にいれることができないって言われるけど、ほんとね。今年はセリーナがいないわ。」
ヴィーナスは昨年の決勝でL・ダベンポート(アメリカ)を下して見事優勝、今年は第6シードにランクインされている。今季は14試合をこなし10勝、先日の全仏オープンでは準々決勝でN・バイディソバ(チェコ共和国)に敗れていた。26歳のヴィーナスは昨年のウィンブルドン優勝以来、ツアー優勝から見放されているが、ウィンブルドン4度目の栄冠を狙い、自信を保っている。
そのヴィーナスは「ウィンブルドンにいるのは本当に楽しいわ。ウィンブルドンでは特にいいプレーをしたいの。そしてまた1つタイトルを家に持ち帰りたいわ。どんなトーナメントでもそうだけど、特にウィンブルドンでは、優勝できる可能性をもった1人だと思っているわ。そして今回のウィンブルドンではもう一歩上のレベルのプレーができると思うわ。」と、連覇に向けて自信をのぞかせた。
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