女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間19日(現地18日)、シングルス決勝が行われ、第3シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第7シードのJ・パオリーニ(イタリア)を7-5, 6-4のストレートで下し初優勝を飾るとともに、ツアー大会で24度目、WTA1000の大会では歴代単独2位となる11度目の優勝を果たした。
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24歳で世界ランク3位のシフィオンテクが同大会に出場するのは7年連続7度目。最高成績は2023年と昨年のベスト4となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク45位のA・ポタポヴァを下し初戦を突破。3回戦は第25シードのM・コスチュク(ウクライナ)の試合前棄権により16強入りすると、4回戦で同138位のS・チルステア(ルーマニア)、準々決勝で第28シードのA・カリンスカヤ、準決勝で第9シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を下し決勝に駒を進めた。
29歳で世界ランク9位のパオリーニとの顔合わせとなった決勝戦、シフィオンテクはファーストサービス時に67パーセントの確率でポイントを獲得。相手に4度のブレークは許したものの、リターンゲームでは6度のブレークポイントを全てものにする勝負強さをみせ、1時間49分で同大会初優勝を飾った。
シフィオンテクはこれが先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続き、ツアー大会で24度目のタイトル獲得となった。
また、WTA1000の大会で優勝するのはこれが11度目。シフィオンテクは10度の優勝で並んでいたV・アザレンカを抜き、13度の優勝を誇るS・ウィリアムズ(アメリカ)に次いで歴代単独2位に立った。アザレンカを抜いたことで、現役選手では最多優勝回数となっている。
表彰式でシフィオンテクは「チームに感謝している。自分がうまくプレーできると思っていた大会で優勝できた。なぜ勝てたのかは自分でも分からない。私をより良い選手に成長させ、この速いサーフェスでのプレーの仕方を教えてくれてありがとう。驚いたし、とても嬉しい。チームと故郷の家族のみんな、応援してくれてありがとう」と語った。
一方、準優勝となったパオリーニはツアー大会4度目の優勝とはならなかった。
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