男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間19日(現地18日)、第1シードのJ・シナー(イタリア)と第2シードのC・アルカラス(スペイン)のシングルス決勝が行われたが、シナーは第1セットを0-5としたところで途中棄権し準優勝となった。表彰式でシナーは棄権したことを観客に謝罪した。
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24歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年大会では優勝を飾っている。
2連覇を狙った今大会は、初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク144位のD・ガラン(コロンビア)、3回戦で第30シードのG・ディアロ(カナダ)、4回戦で予選勝者で同89位のA・マナリノ(フランス)、準々決勝で第23シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、準決勝で予選勝者で同136位のT・アトマン(フランス)を下し決勝に駒を進めた。
迎えたこの日の決勝は22歳で世界ランク2位のアルカラスとの注目の頂上決戦となったが、体調が優れない様子を見せたシナーは、アルカラスに試合開始から5ゲームを連取されると、この時点で途中棄権を選択。これにより無念の準優勝となった。
表彰式でシナーは「本当に本当に申し訳ない。昨日から調子があまり良くなかった。夜の間に良くなると思っていたが、結局悪くなってしまった。出場しようと努力し、少しでも試合をしようとしたけど、これ以上はできなかった。本当に申し訳ない」と観客に謝罪した。
一方、思わぬ形で優勝したアルカラスは、これがツアー大会で22度目のタイトル獲得。また、ATPマスターズ1000では8度目の優勝となった。
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