ジョコ 全米欠場に再び言及

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ノヴァーク・ジョコビッチ
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク81位のクォン・スンウ(韓国)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で破り、17大会連続で2回戦進出を決めた。ジョコビッチは試合後の記者会見で、取り沙汰されている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の出場可否について、再び言及した。

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ジョコビッチはこの試合、好調のクォンに第2セットを奪われ苦戦を強いられるも、要所でブレークポイントを凌いで2時間27分で勝利した。

現在ウィンブルドンを3連覇中のジョコビッチは、これまで16度出場して計6度優勝。この勝利によって同大会での通算成績を80勝10敗とし、男女を通じて史上初めてグランドスラムの4大会全てでマッチ80勝を達成した。

試合前日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン未接種により全米オープンへの出場が叶わない可能性について問われたジョコビッチは「今の状況では、僕はアメリカに入国できないんだ。もちろんそのことは意識しているよ。それがここ(ウィンブルドン)で頑張ろうという、プラスのモチベーションになっている」と語っていた。

ジョコビッチは1回戦終了後の記者会見で、あらためて全米オープンに出られないことが今大会のモチベーションに繋がっているかを問われた。

「今時点では、その(出場できない)状況だということは理解している。もちろん、それによってこの大会を最大限に生かそうとするモチベーションにはなるけれど」

「そんな先のことを考えているわけではないんだ。ウィンブルドンが終わってから、様子を見ようと思っているよ。ウィンブルドンの後、全米オープンまであまり時間がない。いくつかのことが変わって、試合に出られるようになれば良いと思っている。そうしたい。でも、今はそれが現実なんだ。僕の思いと関心はここにある」

勝利したジョコビッチは2回戦で世界ランク79位のT・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。

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(2022年6月28日7時12分)
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