男子プロテニス協会のATPは26日に公式サイトで、世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)がアメリカの経済紙であるフォーブスが選出した最もブランド価値のあるアスリート40の2017年版で、再び1位の座へ返り咲いたと報じた。
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フェデラーのブランド価値は、2016年から3.3パーセント上昇した37,200,000ドル(約42億2,700万円)だと算出された。
このアスリートとしてのブランド価値は賞金やボーナスなどの収入を除き、また投資からの収入も含まれず、同じ競技の収入トップ10選手の平均を引いたものから算出される。昨年、フェデラーを抜いて1位で今回2位のプロ・バスケットボール選手のレブロン・ジェームズのブランド価値は33,400,000ドル(約37億9,500万円)となっている。
さらに、フェデラーは今年6月に発表された今季のフォーブスの最も高収入のアスリート・リストで4位にランクイン。フェデラーの収入は、スポンサーなどの契約からの収入が58,000,000ドル(約65億9,000万円)と獲得賞金が6,000,000ドル(約6億8,000万円)のトータルの64,000,000ドル(約72億7,200万円)となっている。
プロテニス選手でフェデラーに次いでランクインしているのがN・ジョコビッチ(セルビア)で16位に位置しており、総収入が37,600,000万ドル(約42億7,200万円)となっている。
その他のプロテニス選手は、錦織圭が26位で33,900,000ドル(約38億5,200万円)、R・ナダル(スペイン)が33位で31,500,000ドル(約35億7,900万円)、A・マレー(イギリス)が40位で28,800,000ドル(約32億7,200万円)となっている。
36歳のフェデラーは現在、スイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)に第1シードで出場しており、ベスト4に進出。準決勝では第3シードのD・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
また、30日に開幕するロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)には第2シードで出場する。
※10月28日の為替レート
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