テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)が第2シードのS・ハレプ(ルーマニア)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下して四大大会復帰戦を白星で飾り、初戦突破を果たした。
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この日、今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾っているハレプから第1セットを先取したシャラポワは第2セットも主導権を握った。しかし、挽回を許してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットは第2ゲームでブレークに成功すると、その後もリードを守り、センターコートのナイトマッチで勝利をおさめた。
2回戦では、T・バボス(ハンガリー)と対戦する。バボスは1回戦でV・ゴルビッチ(スイス)をフルセットで破っての勝ち上がり。
2006年の全米オープンを制している30歳のシャラポワは、今年4月にドーピング違反から復帰。今大会はワイルドカード(主催者推薦枠)が与えられ、全米オープンへ3年ぶりの出場。
今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)はワイルドカードが与えられなかった。
日本勢では、大坂なおみは第6シードのA・ケルバー(ドイツ)、日比野菜緒はC・ベリス(アメリカ)、尾崎里紗は予選勝者のD・ラオ(アメリカ)、土居美咲は第23シードのB・ストリツォワ(チェコ共和国)、奈良くるみはS・ソリベス=トルモ(スペイン)と1回戦で対戦する。
江口実沙はKr・プリスコバ(チェコ共和国)にストレートで敗れ、四大大会初勝利とはならなかった。
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