28日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、四大大会初優勝を狙う第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が会見で「最高のプレーができている。今は誰と対戦しても勝てる気がする」と強気なコメントをした。
>>全米OP男子対戦表<<>>杉田 全米OP初戦1ポイント速報<<ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)後のハードコートシーズンに入ると、20歳のズベレフはシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、 ATP500)で優勝。さらにロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」2勝目を飾り、世界ランキングを自己最高の6位へ浮上させた。
「この全米オープンは、これまでのグランドスラムとは何か違うように感じている。今年のグランドスラムは悪いプレーをしていない。厳しいドローに入っていた」
ズベレフは第1シードの
R・ナダル(スペイン)と第3シードの
R・フェデラー(スイス)とは反対のボトムハーフに入っており、今年の四大大会を制している2人とは決勝まで対戦しない組み合わせ。
「ロジャー(フェデラー)やラファ(ナダル)が優勝候補の筆頭だろう。今年、これまでの流れを見ても2人が男子テニスの頂点にいる。自分は一戦一戦を戦って、ロジャーかラファと対戦できたらと思っている」
初戦では、D・キング(バルバドス)と対戦する。上位シード勢が勝ち上がった場合、3回戦で第28シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、4回戦で第13シードの
J・ソック(アメリカ)か第19シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)、準々決勝で第10シードの
J・イズナー(アメリカ)、準決勝で第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)と顔を合わせる。
また、昨年覇者で世界ランク4位の
S・ワウリンカ(スイス)、同5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同10位の
錦織圭、同11位の
M・ラオニッチ(カナダ)は欠場。第2シードで出場予定だった
A・マレー(英国)は開幕前に棄権した。
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