憧れジョコ撃破「言葉にできない」

ゲッティイメージズ
(左から)ジョコビッチとアルナルディ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク44位のM・アルナルディ(イタリア)が第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 6-4のストレートで破り、2年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。アルナルディは試合後「言葉にできない」と語った。

>>【動画】ジョコビッチ 初戦敗退、24歳アルナルディ 勝利の瞬間!<<

>>ズベレフ、メドベージェフら マドリッドOP組合せ<<

>>内島 萌夏、サバレンカら マドリッドOP組合せ<<

24歳のアルナルディが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は2023年の3回戦進出となっている。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク104位のB・チョリッチ(クロアチア)を下し2回戦に駒を進めた。

37歳で世界ランク5位のジョコビッチとの顔合わせとなった2回戦、アルナルディはファーストサービス時に71パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じて32本のアンフォーストエラーを犯すなど精彩を欠いたジョコビッチに対し、1時間41分でストレート勝ちを収めた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに10歳頃からジョコビッチの試合を毎試合観ていたと試合前に明かしていたアルナルディのコメントを掲載している。

「彼(ジョコビッチ)はずっと僕のアイドルだ。彼と対戦できたことが本当に嬉しかった。今まで実際に対戦したことはなく、一緒に練習しただけだった。こういう舞台で彼と対戦できただけでも、僕にとっては勝利だった。彼は今、ベストコンディションではないので、最高のテニスをして勝つためにコートに立った。そしてそれが叶ったから、今はもう言葉にできないよ」

勝利したアルナルディは3回戦で世界ランク63位のD・ジュムホール(ボスニア)と対戦する。ジュムホールは2回戦で第32シードのS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。

一方、シードのためこの試合が初戦となっていたジョコビッチは、今季4度目の初戦敗退を喫した。


【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証


■関連ニュース

・錦織 圭 現役8人目の快挙
・錦織 圭ら 全仏OP出場選手一覧
・大坂 なおみ 9年半ぶり下部大会出場

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年4月27日8時38分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)