男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク64位の錦織圭が同83位のA・ブキッチ(オーストラリア)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットの激闘の末に破り4年ぶり8度目の初戦突破を果たすとともに、オープン化以降ではアジア勢男子史上初となるマッチ通算450勝を達成した。この記録は現役選手ではわずか8人しか達成していない快挙となる。
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35歳の錦織が同大会に出場するのは4年ぶり10度目。最高成績は2014年の準優勝となっている。
29歳のブキッチとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、錦織は1度ブレークを許すも、自身は2度のブレークを奪い先行する。しかし、第2セットでは第4ゲームでブレークを奪われると挽回することができず、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、第4ゲームで錦織は攻撃的なプレーでポイントを重ねブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチを迎えると、最後はセンターへの鋭いサービスエースを決め、1時間59分で2回戦に駒を進めた。
この勝利により錦織はツアーレベルでマッチ通算450勝を達成。これはアジア勢男子では史上初、現役選手では8人目の快挙となった。
錦織の他に450勝を達成している現役選手は、1136勝のN・ジョコビッチ(セルビア)、609勝のR・ガスケ(フランス)、590勝のM・チリッチ(クロアチア)、581勝のG・モンフィス(フランス)、579勝のS・ワウリンカ(スイス)、482勝のA・ズベレフ(ドイツ)、471勝のG・ディミトロフ(ブルガリア)の7選手となっている。
勝利した錦織は2回戦で第29シードのD・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、シャポバロフはこの試合が初戦となる。
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