女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク72位のA・イーラ(フィリピン)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、3年連続4度目の3回戦進出を果たした。
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23歳で世界ランク2位のシフィオンテクが同大会に出場するのは3年連続4度目。2023年には準優勝、昨年は優勝を飾っており、今大会では2連覇を狙っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、初戦となる2回戦でシフィオンテクは19歳のイーラと対戦。シフィオンテクは先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)準々決勝でイーラと初対戦しストレート負けを喫していた。
リベンジを期し臨んだ2回戦だったが、シフィオンテクは第1セットで先に2度のブレークをイーラに許し、追いつくことができず先行される。
さらに第2セット、シフィオンテクは第1ゲームでいきなりブレークを許す苦しい展開に。第2ゲームでブレークバックを果たしたシフィオンテクだったが、第5ゲームで再びブレークを奪われリードされる。
しかし、ここからシフィオンテクは前年女王としての底力を発揮。第6ゲームでブレークバックを果たすと、終盤の第10ゲームでもブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイルセット、ファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得したシフィオンテクは相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークを奪い、2時間15分で辛くもイーラに雪辱を果たした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載している。
「リズムに乗ってタイミングをつかむのは簡単ではなかった。ただ我慢して頑張ってよかった」
勝利したシフィオンテクは3回戦で第31シードのL・ノスコバ(チェコ)と対戦する。ノスコバは2回戦で予選勝者で世界ランク119位のM・カルレ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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