チリッチ 世界4位撃破し3回戦進出

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チリッチ
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク83位のM・チリッチ(クロアチア)が第4シードのJ・ドレイパー(イギリス)を6-4, 6-3, 1-6, 6-3で破り、4年ぶり9度目の3回戦進出を果たした。

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36歳で元世界ランク3位のチリッチは、同大会4年ぶり15度目の出場。最高成績は2017年の準優勝となっている。

チリッチは2023年1月に右膝の手術を受け、その後復帰を果たしたが、2024年5月に再び同箇所を手術。その後、懸命なリハビリとトレーニングの末、2024年8月に復帰を果たしていた。

そのチリッチは先月のレクサス・ノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー) で優勝し弾みをつけて今大会に臨むと、1回戦で世界ランク85位のR・コリニョン(ベルギー)をストレートで下し2回戦に進出した。

一方、23歳で世界ランク4位のドレイパーは1回戦で同38位のS・バエス(アルゼンチン)の途中棄権により2回戦に駒を進めた。

2回戦の第1セット、チリッチは第10ゲームでブレークに成功し先行する。続く第2セット、チリッチは第2ゲームでブレークを奪うと、そのままサービスキープを続け2セットアップとする。

しかし第3セット、チリッチは第4ゲームと第6ゲームでブレークを許し1セットを返される。

それでも第4セット、両者サービスキープが続いたなかでチリッチは第10ゲームでブレークに成功し、2時間39分で3回戦進出を果たした。

試合後の会見でチリッチは喜びを語った。

「本当に素晴らしい結果だ。2021年以来、かなり長い間ウィンブルドンでプレーできなかったからね。しかも、ジャック(ドレイパー)のような絶好調の選手と対戦することができた。彼は素晴らしい選手で、地元の人気選手だからね」

「ここ数年、グランドスラムではあまり勝利を挙げられなかったので、自分としては素晴らしいレベルでプレーできたのは良かった。試合の大部分をこの高いレベルでプレーするために、常に集中してプレーすることに費やした」

「ここ数週間、良いプレーができているので、この部分を楽しんでいる。これからも良いプレーを続けたいと思う」

勝利したチリッチは3回戦で世界ランク55位のJ・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは2回戦で同58位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。


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(2025年7月4日7時35分)
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