ジョコ 20度目の初戦突破

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初戦突破を果たしたジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間2日(現地1日)、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク41位のA・ミュレール(フランス)を6-1, 6-7 (7-9), 6-2, 6-2で破り、5年連続20度目の初戦突破を果たした。

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38歳のジョコビッチはこれまでに同大会で4連覇(2018年-2022年)を含む計7度の優勝を飾っている。2023年と昨年は決勝に進出したが、いずれもC・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝となった。

1回戦、ジョコビッチは22本のサービスエースを放ちながらダブルフォルトを1本に抑える安定したサービスゲームを披露。ミュレールに1度もブレークを許さないプレーを見せると、第2セットこそ接戦の末に落としたが、3時間19分で貫録の勝利を果たした。

試合後の会見では第2セット途中でメディカルタイムアウトを取得した理由や、ウィンブルドンのタイトル獲得への意気込みを語っている。

「試合が始まって1セット半くらいは最高のフィーリングだったんだけど、そこから45分間は最悪のコンディションだった。胃の調子が悪くなって、急に苦戦してしまった。でも、ドクターが処方してくれた薬を飲んでエネルギーが戻ってきた。なんとかいいかたちで試合を終わらせることができたよ」

「チャンスがあると思わなかったら、ここにはいなかっただろうね。自分には常にチャンスがあると思うし、タイトルまでいけると思える権利を得ているはずだ。僕は、ここウィンブルドンで最も安定した成功を収めてきたからね」

ジョコビッチは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク154位のD・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で同じくワイルドカードで出場した同196位のJ・クラーク(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのJ・シナー(イタリア)や第4シードのJ・ドレイパー(イギリス)、第10シードのB・シェルトン(アメリカ)、第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)らが初戦を突破。しかし、前日から2日がかりで行われることとなった第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)は、世界ランク72位のA・リンデルクネシュ(フランス)に敗れ、1回戦で敗退が決定した。


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(2025年7月2日9時18分)
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