男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第17シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク79位のJ・シュトルフ(ドイツ)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、2年ぶり5度目の3回戦進出を果たした。試合終了直後にはチチパスが勝利したことに気付かずベンチに戻ってしまう場面があった。
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26歳で世界ランク18位のチチパスが同大会に出場するのは5年連続7度目。最高成績は2019年の準優勝となっている。
シードのため2回戦が初戦となったチチパスはこの日の第1セット、シュトルフに2度のブレークを奪われ先行される。
それでも第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第9ゲームで、チチパスは2度目のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
そしてファイナルセット、チチパスはファーストサービス時に87パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たし、1時間58分で3回戦進出を決めた。
試合終了直後、チチパスは勝利したことに気付かずベンチに戻ってしまったが、試合終了に気付きシュトルフと握手を交わした。
勝利したチチパスは3回戦で第10シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは2回戦で世界ランク51位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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