試合後の“フェイント”に怒り握手拒否

ゲッティイメージズ
ベルッチ(バルセロナOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク63位のD・ジュムホール(ボスニア)が同66位のM・ベルッチ(イタリア)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で破り初戦突破を果たした。しかし試合終了後、握手のためネットに近づいた両者だったが、ベルッチが差し出した手を引っ込めるような仕草を見せた。ベルッチは再び手を差し出したが、ジュムホールはこれに応じず握手を拒否。後味の悪いものとなった。

>>【動画】握手する“ふり” 差し出した手を引っ込める瞬間<<

>>錦織 圭vsシャポバロフ 1ポイント速報<<

>>内島 萌夏vsジャバー 1ポイント速報<<

>>錦織 圭、ジョコビッチら マドリッド・オープン組合わせ <<

両者2度目の顔合わせとなったこの試合の第1セット、ジュムホールは第3ゲームでブレークを許し、1ブレークの差を埋められずに先行される。

続く第2セットでジュムホールは第1ゲームでいきなりブレークを許す。さらにリターンゲームではベルッチの放ったアンダーサーブに対して反応ができなかったジュムホールは「準備できていなかった」と主張したが認められず、ベルッチのポイントとなる場面があった。この決定に納得いかない様子を見せたジュムホールだったが、その後2度のブレークに成功しこのセットを取り返す。

迎えたファイナルセット、サービス時のポイント獲得率が46パーセントに留まったベルッチから2度のブレークを奪ったジュムホールが2時間34分の熱戦を制した。

そして試合終了後、理由は不明だが握手の際に差し出した手を引っ込めるような仕草を見せたベルッチに対し、怒りをあらわにしたジュムホールは握手を拒否。後味の悪いものとなった。

なお、勝利したジュムホールは2回戦で第32シードのS・バエス(アルゼンチン)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、バエスはこれが初戦となる。


【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証


■関連ニュース

・錦織 圭 アジア勢初の450勝達成
・西岡 良仁「バカみたい」不満吐露
・ジョコ「プレー続ける理由は…」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年4月25日17時59分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)