テニスの上達をはかるなら、テニス365の「テニスレッスン」! テニスの技術、テニスのメンタル面など、いろいろな角度から充実のコラムでみなさんを応援!
tennis365.net
HOME → レッスンTOP → 技術特集TOP → オムニバス編

Vol.8トッププロの最新技術 ここを盗め! ストローク編 下巻

両手打ちバックハンド 両手打ちのラケットの立て方@

ラケットを立てるタイプと寝かすタイプとどちらがいいの?

ラケットを立てるタイプと寝かすタイプとどちらがいいの?

両手打ちバックハンドでは、右のように右腕に対してラケットを寝かせて打つタイプと立てて打つタイプがいる。これも特別に新しいことではなく、以前から存在したタイプ分けだが、「どちらが良いの?」と疑問を持つ人が多いため、今回あらためて、その違いを考えてみよう。

また、テイクバックについても、ラケットを立てるタイプと寝かせるタイプがいるため、次ページでは、その点にも触れていきたい。

どちらも左手主体の現代的な打ち方

ラケットを立てるタイプと寝かすタイプとどちらがいいの?

まず「寝かすタイプ」だが、こちらは少しグリップが厚めのフォアハンドをそのまま裏返したような感覚の打ち方だ(イラスト参照)。立てるタイプに比べてラケットを支える力は少なくてすむので、子供など力がない人でも打ちやすく、女子選手には圧倒的にこちらが多い。

それに対して「立てるタイプ」のほうは、薄いグリップのフォアハンドを裏返した感覚に近い。こちらは、フォアの薄いグリップと同様のメリットがあり、寝かすタイプよりもフラットに打ちやすく、フラットでのコントロールもしやすい。

しかし、どちらが有利と言えるような決定的な差はなく、自分が打ちやすいと感じるほうを選ぶしかない。ただ、両手打ち全盛の時代になって、寝かすタイプのほうが多数派になってきたということは言えるだろう。


寝かすタイプはフォアの裏返しの感覚 寝かすタイプは、少し厚めのグリップの(左手の)フォアハンドに右手を添えたものと考えればわかりやすい。女子やジュニア選手の中には、自分のフォアをそのまま裏返したような感覚で打っている人も多く、リーチの不利を除けば、フォアでできることはほとんどできる。また力のない人の場合、フォアよりも高い打点から強打しやすいので、バックのほうが攻撃力があるという女子選手も多い。
立てるタイプはグリップが薄いタイプ 立てるタイプは、薄いグリップの(左手の)フォアに右手を添えたと考えれば良い。フォアハンドでは、強打するのに不利なため(プロの世界では)グリップが薄い選手はほとんどいなくなっているが、両手打ちの場合は、両手の支えにより強打しても面がブレにくく、逆にフラットに打ちやすい(コントロールもしやすい)というメリットが生きてくる。寝かすタイプに比べれば、腕力のある人に向いていると言えるが、男子にはそのメリットを十分に生かしている選手が多い。
G.コリアのラケットを寝かせて打つ両手打ちバックハンド
ラケットを寝かすタイプは女子に多いと書いたが、もちろん男子選手にも数多くいる。フォアハンドと比べると、全体的に身体の向きが少し横向き気味になるが、それ以外は左手のフォアにかなり近い感覚だ。ただし、左手のグリップを厚くしすぎるとリーチの不利が大きくなるので、厚くてもセミウェスタンぐらいにしておいたほうが良いだろう。
G.コリアのラケットを寝かせて打つ両手打ちバックハンド
Y.カフェルニコフのラケットを立てて打つ両手打ちバックハンド
ラケットを立てるタイプは、右手で面の向きを感じやすい(面の制御をしやすい)ため、フラットのコントロールがしやすいという利点もある。また片手打ちから転向した人は、こちらのほうが馴染みやすいが、つい右手主導になって(左手の力をうまく使えず)鋭く振れなくなるケースが多いので、パワーの面では左手主体で打つことを意識しよう。
Y.カフェルニコフのラケットを立てて打つ両手打ちバックハンド

<< 前ページ 「両手打ちバックハンド 両手打ちのラケットの立て方A」>>


(テニスジャーナル 2005年7月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

ページの先頭へ
→会社情報 →採用情報 →利用規約 →サイトマップ →個人情報保護に関して →アフィリエイトについて →訂正とお詫び →選手写真について →当サイトへのリンク
© 2004 - 2008 JFC Sports Vanguard, Inc. All rights reserved.