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オムニバス編

Vol.8 トッププロの最新技術 ここを盗め! ストローク編 下巻

バックハンド・スライス ラケットを立てるテイクバック②

正しいテイクバックにはコツがある

逆に、もっともやってはいけないのは、イラスト1枚目のようにラケットを寝かせて引くテイクバックだ。これをやるとインパクトの面が非常に不安定になってしまう。したがって、そんな悪癖がつくのを防ぐためにも、3枚目のイラストで説明したコツを実践することをお勧めしたい。

その他にも、写真右のようにポイントがいくつかあるが、これらはバックボレーでも同じことが言える。

3枚目イラストとは対照的に、こうして面を後ろに寝かせながら(倒しながら)引くのは、スライスのテイクバックでの代表的な悪い例だ。こうすると、面を起こしていきながらのインパクトになるため、打点のところで正確な面を作るのがむずかしくなり、ボールが浮いたりネットにかかったり、非常に不安定になってしまう。これは、フォアハンドで面を上に向けて引くのと同じことだと言える。

左イラストのように腕を身体につけて引くと、そのままではインパクトまでうまくつながらないので、スウィング時に余計な腕の曲げ伸ばし動作が必要になり、それが不安定要素となってしまう。正しいのは、上の写真のように身体から離して引くテイクバックで、これならそのまま正確なスウィングにつなげることができる。

ラケットを立てるテイクバックでは、このように少しえぐるような感じ(L字に近い形)の弧を描きながら引くのがコツだ。実際のスウィングよりも下にふくらむ軌道になり、面もより立ち気味になるが、面が上を向いてボールが浮くこと防ぐためには、かなり効果がある。また、そのときに面を外(左側)に向けるのではなく、前(相手側)に向けて起こすようにすることもポイントだ。

A.ロディックのラケットを立てたテイクバックからのアプローチショット
こちらは、テイクバックでラケットを立てることが、より強調された例。5~7あたりではラケットがほぼ垂直に立っているが、9ではやはりヘッドが少し遅れ、インパクトで元の状態に戻っている。また、6からさらに大きく腕を引くためには、ラケットヘッドを頭の後方に回りこませるようになるが、そのときも面は相手側を向けておくことが大切だ。
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「両手打ちバックハンド 両手打ちのラケットの立て方①」 >>

(テニスジャーナル 2005年7月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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