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Vol.7トッププロの最新技術 ここを盗め! ストローク編 上巻

バックハンド 後ろ足を上げる両手打ちA

片手打ちでも行なう選手が出てきた

さらに、この打ち方を片手打ちバックでも行なう選手が登場してきた。下の連続写真のパラドン・スリチャパンがその例だが、リターンなどで高い打点から押さえこむように打ちたい場合には、かなり有効になる。これも厚いグリップで横振り系のスウィングをすることが前提だが、高い打点で強打することが、片手打ちでも当たり前になりつつあることを示しているとも言えそうだ。


肩が後傾すると押さえが効かない このように体軸が後ろ側に傾き、肩が後傾した状態になっていると、両手打ちであっても高い打点で押さえが効かず、攻撃的なショットは打てなくなってしまう。後ろ足で踏ん張ることにこだわっていると、このような姿勢になりやすいので、思いきって後ろ足を上げてしまったほうが、フラットに打ちこみやすくなるわけだ。
R.シュトラーの後ろ足を上げた両手打ちの強打
これは浅めのボール(チャンスボール)を叩いて前に出ようとした場面。打点はそれほど高くないが、攻撃的なアプローチを打ちたい場面でも、後ろ足を上げる打ち方はかなり有効になる。左足を使ってうまくバランスをとることも、このショットを成功のための重要なポイントで、それによって軸がきれいに保たれている点もぜひ見習ってほしい。
R.シュトラーの後ろ足を上げた両手打ちの強打
P.スリチャパンの後ろ足を上げた片手打ちバックのリターン
こちらは、後ろ足を上げるショットを片手打ちで実践した例(リターン)。足の使い方や体幹部のひねり方などは、両手打ちの場合とまったく同じで、スウィングはかなり横振り。それによって、高い打点から押さえこむような形でフラット気味に弾き返すことが可能になっており、強いサーブにも打ち負けない攻撃的なリターンになっているはずだ。
P.スリチャパンの後ろ足を上げた片手打ちバックのリターン

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(テニスジャーナル 2005年7月号)
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