女子テニスで世界ランク5位の
I・シフィオンテク(ポーランド)は23日、25日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、クレー、グランドスラム)の記者会見に登場。4連覇を狙う今大会に向け意気込みを語るとともに「完璧主義を少し手放す努力をしてる」と精神面での取り組みについて明かした。
>>PR 5/25(日)開幕「全仏オープンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>大坂 なおみ、内島 萌夏ら 全仏OP組合せ<<>>大坂 なおみvsバドサ 1ポイント速報<<23歳のシフィオンテクが同大会に出場するのは7年連続7度目。2020年に初優勝を飾り、2022年・2023年・昨年は3連覇を果たしている。
しかし、シフィオンテクは昨年の全仏オープン優勝を最後にタイトル獲得からは遠ざかっており、前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)では第29シードの
D・コリンズ(アメリカ)に敗れ3回戦敗退。この結果、大会後に更新された世界ランキングで、3年以上守り続けてきた2位以上の座から陥落し、5位に転落した。
そしてこの日、記者会見に登場したシフィオンテクはBNLイタリア国際での敗戦から多くを学んだと語り、自身の状態を冷静に分析した。
「ローマのあと、自分のプレーや態度をすごく見直した。もっとエネルギッシュに、前向きに入っていかなきゃって思ったわ。プレー自体はいいんだけど、感情のコントロールをもう少し意識したかった」
また「完璧主義を少し手放す努力をしてる」と明かし、「ミスに引っ張られすぎてた。でもそれが逆にアンカーになってた。今は受け入れることも大事だと気づいたわ」と精神面にも言及した。
今大会に向けては早めに会場入りし「この場所が本当に好きだから、少しでも長くいたかった」と話したシフィオンテク。会場内では自分の“ルーティン”や落ち着ける場所もあるといい「ここに戻ってこられたこと自体がもう嬉しい」と笑顔を見せた。
さらに、会見でシフィオンテクは
R・ナダル(スペイン)のセレモニーについても言及。「日程が合えば絶対に行きたい。絶対泣いちゃうと思う」と話し、「彼は私たちに大きな影響を与えてきた存在」と、憧れの気持ちをにじませた。
なお、シフィオンテクは第5シードとして今大会に臨み、初戦で世界ランク41位の
R・スラムコワ(スロバキア)と対戦する。
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