女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は29日、シングルス4回戦が行われ、世界ランク56位の
内島萌夏が第21シードの
E・アレクサンドロワを6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、WTA1000の大会で初のベスト8進出を果たした。
>>【動画】内島萌夏 快進撃でWTA1000初の8強、勝利の瞬間!<<>>内島 萌夏vsスビトリナ 1ポイント速報<<>>内島 萌夏、サバレンカら マドリッドOP組合せ<<>>ズベレフら マドリッド・オープン組合わせ <<この試合は当初28日に組まれていたが、スペインで発生した大規模な停電の影響により29日に順延となった。
23歳の内島が同大会の本戦に出場するのは今回が初。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク100位の
R・モンゴメリー(アメリカ)、2回戦で第26シードの
O・ジャバー(チュニジア)、そして3回戦では第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで破る大金星を挙げ、WTA1000の大会で初のベスト16進出を果たした。
一方、30歳で世界ランク22位のアレクサンドロワは3回戦で第14シードの
D・カサトキナ(オーストラリア)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下しての勝ち上がり。
両者初の顔合わせとなった4回戦の第1セット、内島は4本のダブルフォルトを犯すなどサービスが不調なアレクサンドロワから序盤に3度のブレークを奪う。サービスゲームでは2度のブレークを許した内島だったが、2度目のサービング・フォー・ザ・セットをラブゲームでものにして先行する。
続く第2セット、内島は2度のブレークを奪い4-1とリードを広げるも、その後2度のブレークバックを許しタイブレークに突入する。タイブレークに入っても互いに譲らない展開が続いたが、内島がこれをものにし勝利を収めた。
勝利した内島は準々決勝で第17シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリナは4回戦で世界ランク82位の
M・サッカリ(ギリシャ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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