男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、前年王者で第7シードの
A・ルブレフは世界ランク75位の
A・ブブリク(カザフスタン)に4-6, 6-0, 4-6のフルセットの末に敗れ、ベスト16進出とはならなかった。またこの試合中、苛立ちをあらわにしたルブレフがラケットを叩きつける場面もあった。
>>内島 萌夏、サバレンカら マドリッドOP組合せ<<>>ズベレフら マドリッド・オープン組合わせ <<27歳で世界ランク8位のルブレフが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年は決勝で
F・オジェ アリアシム(カナダ)を逆転で破り優勝を飾った。大会連覇を狙った今大会は初戦の2回戦で世界ランク42位の
G・モンフィス(フランス)と対戦する予定だったが、モンフィスが試合前に棄権を表明したため、試合を行わずに3回戦進出となった。
一方、27歳のブブリクは2回戦で第25シードの
A・ポピリン(オーストラリア)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに7度対戦しており、ルブレフから5勝2敗となっていた。
3回戦の第1セット、第5ゲームでブレークを許したルブレフは、7本のサービスエースを決めサービス時のポイント獲得率が80パーセントを記録したブブリクから1度もブレークを奪えず先行される。
それでも第2セット、ルブレフは第1ゲームで0-40からのキープに成功すると、全てのリターンゲームでブレークに成功。一気に6ゲームを連取しこのセットを取り返す。
しかしファイナルセット、第1ゲームでルブレフはダブルフォルトを犯しブレークを許す。なんとかブレークを返したいルブレフだったが、調子を取り戻したブブリクのサービスゲームを崩すことができず、1時間22分で力尽きた。
また、接戦の末に敗れ、大会連覇の夢もついえたルブレフは試合中、苛立ちをあらわにしラケットを叩きつける場面もあった。
なお、勝利したブブリクは4回戦で第22シードの
J・メンシク(チェコ)と対戦する。メンシクは3回戦で第12シードの
B・シェルトン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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