男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、第9シードの
D・メドベージェフが世界ランク25位の
K・ハチャノフを7-5, 4-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。この試合でメドベージェフは、左足の太もも付近を負傷しながらも終盤は足を引きずりながら勝利した。
>>【動画】足を引きずりながらメドベージェフが初戦突破<<>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<世界ランク11位で29歳のメドベージェフが同大会に出場するのは6度目。最高成績は2019年に記録したベスト4で、昨年は3回戦でハチャノフにストレート負けを喫していた。
1年前の再戦となったこの日の1回戦、第1セットでメドベージェフは先に2度のブレークに成功しゲームカウント5-1とするが、そこから2度ブレークバックを許し5-5に追いつかれる。それでも、6-5でえた第12ゲームで3度目のブレークを奪い先行する。
第2セットも同じような展開となり、ゲームカウント4-1とリードするがそこから2度のブレークを許し逆転で落としてセットカウント1-1に追いつかれる。
左足の太もも付近の治療を受けたメドベージェフはその後左足を引きずりながらもファイナルセットでは互いに3度ずつブレークを取り合いゲームカウント5-4に。最後はメドベージェフがこの試合9度目のブレークに成功し2時間52分で接戦を制した。
試合後のハチャノフと握手する際にも足を引きずっていたメドベージェフ。2回戦では世界ランク39位の
A・ミュレール(フランス)と対戦する。ミュレールは1回戦で予選勝者で同63位の
C・カラベリ(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第13シードの
L・ムセッティ(イタリア)や世界ランク22位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)、同34位の
M・ベレッティーニ(イタリア)、同42位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らが初戦を突破している。
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