男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク163位の
S・ワウリンカ(スイス)は同32位の
A・タビロ(チリ)に6-1, 5-7, 5-7の接戦の末に逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<先月28日に40歳となった元世界ランク3位のワウリンカは同大会に過去14度出場しており、2014年には決勝で
R・フェデラー(スイス)を逆転で下して優勝を果たした。
一方、27歳のタビロが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は
C・オコネル(オーストラリア)を破り初戦突破を果たしたが、2回戦で
C・ルード(ノルウェー)にストレート負けを喫した。
初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、ワウリンカはサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し、安定してキープを重ねる。さらにワウリンカはウィナー12本に対しアンフォーストエラーを4本に抑えるなど、ストローク戦でも優位に立ち、序盤に2度のブレークを奪って一気に5ゲームを連取し先行する。
しかし、第2セットでワウリンカは第1セットを大きく上回る26本ものアンフォーストエラーを犯すなどして2度のブレークを許す。自身も1度ブレークに成功するが、1ブレークの差を埋められずにこのセットを取り返される。
そしてファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲーム、ワウリンカはマッチポイントを握られるもこれをセーブしなんとかキープに成功。しかし第12ゲーム、再び自身のサービスゲームでマッチポイントを握られたワウリンカは、1度はサーブで凌ぐも、最後はフォアハンドのダウンザラインがアウトとなり、2時間27分で力尽きた。
勝利したタビロは2回戦で第3シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ジョコビッチはこれが初戦となる。
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