男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス決勝が行われ、第13シードの
J・ドレイパー(イギリス)が第12シードの
H・ルーネ(デンマーク)を6-2, 6-2のストレートで破り、優勝。「ATPマスターズ1000」初制覇を達成した。
>>【動画】ドレイパーがインディアンウェルズ制覇!優勝の瞬間<<>>ドレイパーがV、BNPパリバOP組合せ<<>>アンドレーワがV、BNPパリバOP組合せ<<世界ランク14位で23歳のドレイパーが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は2023年のベスト16となっていた。
今大会は初戦の2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク80位の
J・フォンセカ(ブラジル)、3回戦でプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用して出場した同937位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、4回戦で第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)、準々決勝で第11シードの
B・シェルトン(アメリカ)、そして準決勝では3連覇を目指していた王者、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)を下し「ATPマスターズ1000」初の決勝へと駒を進めた。
決勝戦、ドレイパーは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルーネに1度もブレークポイントを与えることのないプレーを披露。リターンゲームでは6度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度ブレークに成功するなど、ルーネに付け入る隙を与えることなく、1時間9分で完勝した。
一方、敗れた21歳のルーネは2022年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)以来となる2度目の「ATPマスターズ1000」制覇に王手をかけていたが、あと一歩タイトルに届かなかった。
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