男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)は29日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク24位の
A・フィス(フランス)が第8シードで昨年王者の
B・シェルトン(アメリカ)を7-5, 6-7 (5-7), 7-6 (7-2)の3時間に及ぶフルセットの死闘の末に破り、同大会初出場でベスト4進出を果たした。
>>ルーネら ジャパンOP組合せ<<>>大坂 なおみ vsヴォリネッツ 1ポイント速報<<>>テニス365ライター募集<<20歳のフィスは初出場となった今大会、1回戦で第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)を破り初戦を突破。2回戦は世界ランク45位の
M・ベレッティーニ(イタリア)の途中棄権により準々決勝に駒を進めた。
世界ランク17位でディフェンディングチャンピオンであるシェルトンとの顔合わせとなったこの日の準々決勝は大接戦に。フィスは試合を通して攻撃的なプレーを披露し58本のウィナーを記録。第1セットは終盤で奪ったブレークを活かし獲得すると、第2セットはタイブレークの末に落としたものの、ファイナルセットは再び突入したタイブレークを取り切り3時間で4強入りを決めた。試合中には両選手ともに痙攣する場面もあり、まさに死力を尽くした戦いとなった。
勝利したフィスは準決勝で第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク200位の
錦織圭を逆転で下しての勝ち上がり。
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