女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は18日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
A・サバレンカが第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-3, 6-3のストレートで破り、初の決勝進出を果たした。
>>シナーらシンシナティOP組合せ<<>>サバレンカらシンシナティOP組合せ<<>>ダニエル 太郎らウィンストンセーラム組合せ<<同大会ではこれまで3度ベスト4進出の経験があるものの、いずれも準決勝で屈していたサバレンカ。今大会は初の決勝、そして初優勝を狙い準決勝に臨んだ。対するシフィオンテクも昨年記録した4強が最高成績となっている同大会で初の決勝進出を目指す。
準決勝、5本のサービスエースを決めたサバレンカは6度ブレークポイントをシフィオンテクに握られるも、4度セーブ。2度のブレークに抑えると、リターンゲームでは15度のブレークチャンスを獲得。そのうち5度ブレークに繋げ、試合を優位に進めた。また、シフィオンテクはこの試合3度のダブルフォルトを記録するなどサービスの安定感に欠くと、サバレンカが1時間47分で大一番を制し、決勝へと駒を進めた。
サバレンカは試合後のオンコートインタビューで「急ぎすぎることはしなかった。自分を信じて、ボールを打ちすぎるようなことはしなかった。自分のサーブに集中することができたの」とコメントしている。
26歳のサバレンカはツアー15勝目をかけ、決勝で第6シードの
J・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは準決勝で世界ランク36位の
P・バドサ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
今大会は26日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に向けた前哨戦として位置しており、昨年は
C・ガウフ(アメリカ)がシンシナティ、全米と2大会連続制覇を成し遂げている。
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