パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、第11シードの
L・ムセッティ(イタリア)が第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-5, 7-5のストレートで破りベスト4進出を果たした。同種目でイタリア勢が準決勝に進出するのは100年ぶり2人目の快挙となった。
>>ジョコビッチvsチチパス 1ポイント速報<<>>【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー<<22歳で世界ランク16位のムセッティがオリンピックに出場するのは2021年の東京オリンピック(日本/東京、ハード)に続き2大会連続2度目。東京大会では1回戦で敗れていた。
今大会は1回戦で世界ランク31位の
G・モンフィス(フランス)、2回戦で同37位の
M・ナヴォーネ(アルゼンチン)、3回戦で第7シードの
T・フリッツ(アメリカ)を下し8強入りした。
世界ランク4位で東京オリンピックの金メダリストであるズベレフとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第11ゲームでムセッティはブレークポイントを掴むと、最後はラリー戦の末にスマッシュを決め2度目のブレークを果たし先行する。
続く第2セット、両者ともにキープを続け迎えた終盤の第11ゲーム、ムセッティはブレークポイントを握ると、最後はズベレフがフォアハンドをミスしブレークに成功。ムセッティはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをキープし、2時間4分でベスト4進出を決めた。
テニスが正式種目として採用されたオリンピックの男子シングルスでイタリア勢が準決勝に進出するのは、1924年のパリ大会で銅メダルを獲得したU・モルプルゴ(イタリア)以来、100年ぶり2人目の快挙となった。
イタリア勢初の銀メダル以上の獲得をかけ、ムセッティは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。
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