テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、男子車いすテニスのシングルス準決勝が行われ、第2シードの
小田凱人が世界ランク11位の
三木拓也を6-1, 6-1のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たすと共に2連覇に王手をかけた。
>>小田 凱人vs三木 拓也 全仏OP準決勝 1ポイント速報・結果<<>>シフィオンテクvsガウフ 1ポイント速報<<18歳で車いすテニス世界ランク2位の小田は昨年の全仏オープンでは四大大会初のタイトルを獲得。ディフェンディングチャンピオンとして出場する今大会、1回戦では同8位のR・スパールガーレン(オランダ)、準々決勝で同7位の
T・エフべリンク(オランダ)を下し3年連続3度目の4強入りを決めた。
一方、35歳の三木が全仏オープンに出場するのは2年連続3度目であり、昨年の8強入りが最高成績。今大会では1回戦で世界ランク4位のM・デ ラ フェンテ(スペイン)、準々決勝で同12位のA・カタルド(チリ)を下し4強に駒を進めた。
この試合、第1ゲームでいきなりブレークを許した小田だがその後、持ち前の攻撃的なテニスを展開し第2ゲームから6ゲームを連取し第1セットを先取する。
続く第2セット、開始から3ゲーム連取に成功した小田。第4ゲームで1度ブレークを返されるも第5ゲームから再び3ゲームを連取し、約1時間で勝利した。
勝利した小田は決勝で第3シードの
G・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。フェルナンデスは準決勝で第1シードの
A・ヒューエット(イギリス)を7-5, 6-7 (1-7), 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
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