24日に開幕を迎える男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)のインタビューを掲載。大会史上初の3連覇達成に向けては「初戦から全力を尽くしたい」と明かした。
>>チチパスとルードが決勝へ バルセロナOP組合せ・結果<<>>フリッツとシュトルフが決勝へ BMWオープン組合せ・結果<<20歳のアルカラスは今季、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で2連覇を達成しツアー通算13勝目を飾った。しかし、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準々決勝敗退となるとロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、そして2連覇中だったバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)を右腕の負傷により欠場した。
そのアルカラスはムチュア・マドリッド・オープンで約1か月ぶりにツアー復帰を果たす予定。同大会では2022年に
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・ズベレフ(ドイツ)らを下し初優勝。昨年は決勝で
J・シュトルフ(ドイツ)を退けナダルに次ぐ史上2人目の連覇を達成した。
そして大会を前にインタビューに答えたアルカラスは次のように語っている。
Q、ここでの成績はマッチ12勝1敗です。なぜここでプレーするのがあなたに合っているのでしょうか?「マドリッドでプレーすることはホームでプレーすること。とても特別で素晴らしい2週間になる。海外でプレーするとき、ありがたいことに多くのサポートがあるからラッキーだけど、ここでは比べものにならない。マドリッドの標高は僕のプレースタイルにプラスになっていると思う。ここでのプレーが本当に好きなんだ」
Q、勝利した試合の中で最も特別なものは何ですか?「どれか1試合を選ぶのは難しい。初めてタイトルを獲得した2022年にはナダル、ジョコビッチ、ズベレフと連続で対戦した。悪くなかった。昨年は
E・ルースブオリ(フィンランド)との初戦で苦戦し、決勝のシュトルフ戦も厳しかった」
Q、昨年、あなたはラファに続きタイトル防衛に成功した史上2人目の選手になりました。それはあなたにとって何を意味しますか?「それは大きな意味がある。僕がラファの成績に並べたのなら、それは良い兆候。なぜなら、彼はテニス界でできること全てを達成しているからね。マドリッドでタイトルを守るのは非常に難しいことなんだ。色々なことがあるからね。健康であること、良いプレーをすること、昨年王者としてのプレッシャーに耐えること」
Q、史上初の3連覇達成の可能性はどのように考えていますか?「それは今考えていることではない。今はただ大会を楽しみ、良い準備をして初戦から全力を尽くしたいと思っている。そうすれば、長い道のりを歩めるかどうか分かるだろう」
なお、今年のムチュア・マドリッド・オープンには世界ランク1位のジョコビッチが出場せず。第1シードは
J・シナー(イタリア)、第2シードはアルカラスとなる予定。
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