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2連覇目指すティアフォー 激闘制す

フランシス・ティアフォー
初戦突破を果たしたティアフォー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は4日、シングルス2回戦が行われ、昨年王者で第3シードのF・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク105位のJ・ダックワース(オーストラリア)を6-2, 6-7 (4-7), 7-5のフルセットで破り、初戦突破を果たすととも3年連続3度目のベスト8進出を決めた。

26歳で世界ランク21位のティアフォーは今季、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で4強入り。しかし、直近のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では初戦敗退を喫しており、ここまでマッチ7勝7敗となっている。

昨年大会を制したティアフォーは2回戦の第1セット、ファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、わずか28分で先行する。

続く第2セットでは互いにブレークポイントを与えずサービスキープを続けタイブレークに突入。先にミニブレークを奪ったティアフォーは3-1とリードするもダックワースに反撃を許し3度のミニブレークを許す。最後は自身のボールがネットにかかり、1セットオールに追いつかれる。

そしてファイナルセット、安定したサービスゲームを展開するティアフォーはリターンゲームでブレークチャンスを握るもブレークを奪えず。それでもゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム、このセット3度目のブレークチャンスを得ると最後はダックワースのボールがネットにかかってアウトとなり、2時間14分の激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティアフォーのコメントを掲載し「今はどの勝利も大きいし、今夜の勝利は大きかった。ストレートで勝ちたかったけど、かなりいいプレーができたのは間違いない。第1セットはとても良かったと思う」と語った。

「サービスゲームも良かったし、試合を通してブレークされることもなくブレークポイントもなかった。ヒューストンでは絶対に勝ち残りたかったし、今夜は負けたくなかったんだ」

勝利したティアフォーは準々決勝で第6シードのJ・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは2回戦で世界ランク98位のA・コバチェビッチ(アメリカ)を4-6, 7-6 (7-1), 7-6 (9-7)の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク123位のM・モウ(アメリカ)が8強に駒を進めた。


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(2024年4月5日15時28分)



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