女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は10日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第8シードの
L・サムソノヴァを6-0, 4-6, 6-2のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たすとともに今季2度目の優勝に王手をかけた。
>>西岡 良仁、ダニエル 太郎らデルレイビーチOP組合せ<<>>大坂 なおみvsガルシア 1ポイント速報<<今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)でツアー6度目の優勝を飾った世界ランク5位で24歳のルバキナ。しかし、続くアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で準々決勝敗退となると昨年準優勝を飾った全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦で姿を消した。
それでも今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク71位の
D・コリンズ(アメリカ)、準々決勝で同74位の
C・ブクサ(スペイン)を下し4強入りを決めた。
世界ランク15位のサムソノヴァと顔を合わせたこの日の第1セット、ルバキナはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。1ゲームも与えることなく、わずか25分で先行する。
しかし、続く第2セット、第1ゲームで強烈なフォアハンドウイナーを決められブレークを許すと第5ゲームで2度目のブレークを奪われる。直後の第6ゲームで1度のブレークを返すも反撃及ばず、1セットオールに追いつかれる。
それでも迎えたファイナルセット、開始からブレークチャンスを掴んだルバキナは第4ゲームでブレークに成功。第8ゲームではマッチポイントとなるブレークチャンスを得ると最後はサムソノヴァのボールが大きくアウトとなり2度目のブレークを奪って1時間51分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにルバキナのコメントを掲載し「今日のプレー、特に試合の入り方には本当に満足している。第2セットでは集中力とエネルギーが少し落ちてしまったけど、そこに留まって戦い続けた。勝つことができて本当にうれしいし、私にとってはいい試合だったわ」と語った。
勝利したルバキナは決勝で第7シードの
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは準決勝で第6シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)を6-3, 4-6, 7-6 (7-2)のフルセットで下しての勝ち上がり。
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