男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は1日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)が世界ランク156位の
P・ラマス ルイス(スペイン)を7-5, 6-2のストレートで破り、ツアー大会マッチ100勝目を飾ると共に初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁vsハビブ デ杯第1試合 1ポイント速報<<>>綿貫 陽介vsハッサン デ杯第2試合 1ポイント速報<<世界ランク7位で20歳のルーネは今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝。しかし、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では左膝を痛めたこともあり2回戦で姿を消した。
それ以来の大会となったルーネは今大会に第1シードとして出場。上位4シードは1回戦免除のためこの日が初戦となった。第1セット、ルーネは第6ゲームでブレークチャンスを握ると最後はネット際のボレーを沈めブレークに成功。直後の第7ゲームでブレークバックを許すも第12ゲームで粘りを見せると8度目のブレークチャンスとなるセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、ルーネはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。自身は第2・第8ゲームでブレークに成功し、1時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルーネのコメントを掲載し「決して簡単ではなかった。彼は僕よりもここのコンディションに慣れている。予選から3試合戦ったことでリズムが良く、自由にプレーできたんだと思う。特に第1セットは厳しい場面があった。でも、良いテニスができてうれしいよ」と語った。
勝利したルーネは準々決勝で世界ランク133位の
M・モウ(アメリカ)と対戦する。モウは2回戦で第7シードの
A・ミュレール(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
モウとの初対戦に向けてルーネは「対戦したことはないけど、フランスで何度かプレーを見たことがある。彼は素晴らしいアスリートで、多くのボールに走り込むことができるし、大きなパワーを持っているよ。だから今は明日に向けて準備をし、勝つために全力を尽くすだけだ」と述べた。
同日には第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第4シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第6シードの
A・シェフチェンコ(カザフスタン)、世界ランク76位の
F・コボリ(イタリア)が8強に駒を進めた。
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