テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日に男子シングルス決勝が行われ、第4シードの
J・シナー(イタリア)が第3シードの
D・メドベージェフを3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3の大逆転で破り、四大大会初優勝を飾るとともに、2004年以降の全豪オープンで
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)のBIG3以外で優勝した3人目の選手となった。
>>【動画】22歳シナー 四大大会初V、大逆転で全豪OP優勝決めた瞬間<<>>シナーら全豪オープン組合せ<<22歳で世界ランク4位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2022年の8強となっていたが、今大会は好調を維持し、1回戦から準々決勝までセットを落とさず大会初の4強入りを果たすと、準決勝では第1シードのジョコビッチを6-1, 6-2, 6-7 (6-8), 6-3で破り、四大大会初の決勝に駒を進めた。
決勝戦、開始からメドベージェフの強烈なショットに苦しんだシナーは2セットダウンとなり後がなくなる。
それでもここからシナーは反撃に転じ、第3セットと第4セットで1度ずつブレークを奪うと、土壇場から2セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第6ゲームでブレークに成功したシナーはその後ブレークバックを許さず、3時間44分の熱戦を制した。
全豪オープンでジョコビッチ、フェデラー、ナダルの3選手以外が優勝するのは2004年以降で3度目。2005年の
M・サフィン、2014年の
S・ワウリンカ(スイス)に続く優勝となった。
なお、同大会をジョコビッチは10度、フェデラーは6度、ナダルは2度制覇している。
■関連ニュース
・大坂 なおみ 2月は3週連続大会出場・ジョコ「最悪の試合」全豪OP敗退・露選手と握手のウクライナ選手が謝罪■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング