テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク37位の
M・コスチュク(ウクライナ)を7-6 (8-6),6-7 (3-7),6-2のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>サバレンカ、ガウフら全豪オープン組合せ<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を成し遂げた19歳のガウフ。今大会も4試合に勝利し8強入り。四大大会のマッチ連勝記録を11に伸ばし準々決勝に駒を進めた。
この試合の序盤、ガウフはミスが重なり第4・第6ゲームと2度のブレークを許しゲームカウント1-5と大きくリードされる。しかし、コスチュクのセカンドサーブから勝機を見出したガウフはそこから3度のブレークに成功し逆転。5ゲームを連取し、一転6-5とサービング・フォー・ザ・セットを迎える。
しかし、ブレークチャンスを握られると痛恨のダブルフォルトを犯し土壇場でブレークバックされタイブレークに突入する。タイブレークの前にマメの治療のためコスチュクがメディカルタイムアウトを取得すると、その後のタイブレークではミニブレークの奪い合いとなったなか、ガウフが先行。1時間15分で第1セットをものにした。
第2セット、ガウフは第1ゲームでブレークを許す苦しい立ち上がりとなったものの、直後の第2ゲームではストローク戦を制しブレークバックに成功。続く第6ゲームではコスチュクのバックハンドがアウトになり2度目のブレークを奪いリードした。その後第7ゲームで再びブレークを返されたが、第8ゲームでこのセット3度目のブレークに成功。
しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープすることができず、タイブレークへ。これを落としたガウフはセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したガウフは怒涛の攻めで5ゲームを連取。第6ゲームで1度ブレークを返されたものの、第8ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチではラブゲームでキープし3時間7分で勝利している。
準決勝では第2シードの
A・サバレンカと第9シードの
B・クレチコバ(チェコ)のどちらかと対戦する。
一方、敗れた21歳のコスチュクは四大大会初の準々決勝の舞台を戦ったが、4強に進むことはできなかった。
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