テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子車いすテニスのシングルス1回戦が行われ、世界ランク2位で第2シードの
小田凱人が同10位の
三木拓也に6-3, 6-1のストレートで快勝し、2年連続2度目の初戦突破を果たすとともに、ベスト8進出を決めた。
>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<>>サバレンカ、ガウフら全豪オープン組合せ<<17歳の小田が同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年大会では準優勝を飾った。
昨年、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制し、史上最年少での世界ランク1位も記録した小田は今大会で全豪オープン初制覇を狙う。
三木との日本勢対決となった1回戦、小田はファーストサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通じて30本のウィナーを決めるなど主導権を握り、1時間13分で準々決勝に駒を進めた。
試合後の会見で小田は「1回戦ってなかなか僕も最初からアグレッシブにいこうと思ってもいけないこともあったり、基本的には2回戦の方が調子が上がってきて、そこからどんどん上がっていくタイプではあるかなと思うんですけど、今回はそこも1回戦からうまく対応できました」と試合を振り返った。
準々決勝で小田は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で敗れた同9位の
S・ウデ(フランス)と対戦する。
次戦については「あれ(全米オープン)から数ヵ月経って、僕も成長した部分もあると思うので、明日は今大会のキーポイントになると思います。意識しつつ、意識し過ぎずやればいいかなという感じです。でも試合に入ったら勝手に意識しちゃうと思うので、そこもうまく自分でコントロールしながら、リベンジという気持ちとグランドスラム2回戦という気持ちをうまく使い分けてやればチャンスはあると思います」と語った。
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