女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)は7日にシングルス決勝が行われ、第2シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードの
A・サバレンカに6-0, 6-3のストレートで完勝し、ツアー6度目の優勝を飾った。
>>ルバキナ、大坂 なおみ、サバレンカらブリスベン国際の組合せ・結果<<24歳で世界ランク4位のルバキナと25歳で同2位のサバレンカは、今大会1セットも失わずに決勝に進出。
両者は今回が8度目の顔合わせで、過去の対戦成績はサバレンカの5勝2敗。昨年は4度対戦し2勝2敗で、決勝に限ると全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではサバレンカが、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)ではルバキナが勝利しタイトルを掲げた。
迎えたこの日の決勝戦は第1セット序盤からルバキナが絶好調。強力なサービスとストロークが次々と決まり、サービスゲームではわずか4ポイントしか失わず、リターンゲームでは3度のブレークを奪い24分で先行する。
続く第2セット、ルバキナは第3ゲームでこの試合初めてサバレンカにゲームを取られたものの、その後も落ち着いたプレーで試合を続け、1時間13分でタイトルを獲得した。
表彰式でルバキナは「アリーナ(サバレンカ)、今週の素晴らしいプレーと昨シーズンの活躍、本当におめでとう。(今日の)スコアはともかく、あなたと対戦するのはいつも大変よ。私たちは常にお互いを高め合っているし、これは素晴らしいことだと思う。こうすることで私たちは成長していくから、これからも続けていきましょうね」とライバルを労った。
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