男子テニスのユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)は11日にシングルス準決勝が行われ、第1シードの
ダニエル太郎が予選勝者で同392位のA・ホルムグレン(デンマーク)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、決勝進出を果たすとともに、チャレンジャー大会2週連続優勝に王手をかけた。
>>ダニエル 太郎 準決勝 詳細<<>>ダニエル 太郎ら松山CH組合せ<<30歳で同86位のダニエルは前週のNSWオープン(オーストラリア/シドニー、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝。好調を維持して今大会を迎えると、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同1768位の中川舜佑、2回戦で同275位のM・エチャルギ(チュニジア)を下し8強入りした。
雨天の影響で準々決勝が10日から11日に延期されたことで、この日は準々決勝と準決勝のダブルヘッダーとなった。
ダニエルは準々決勝で第8シードのスー・ユーシュウ(台湾)を6-2, 3-6, 7-5のフルセットで破りベスト4進出を決めると、約2時間後に準決勝に臨んだ。
迎えた準決勝、相手のホルムグレンも準々決勝をフルセットで勝ち上がっており、両選手の体力面が心配されたが、第1セットは両者ともにサービスゲームで相手にブレークを許さずキープを続け、タイブレークに突入する。タイブレークでも一進一退の攻防が続いたものの、ダニエルが先にセットポイントを握った場面でホルムグレンがダブルフォルトを犯し、ダニエルが先行する。
続く第2セット、ダニエルはサービスゲームでわずか1ポイントしか失わずテンポ良くキープしていき、リターンゲームでは2度のブレークに成功。1時間26分で2週連続の決勝進出を果たした。
勝利したダニエルは決勝で第3シードの
L・ナルディ(イタリア)と対戦する。ナルディは準決勝で同264位の
G・ブランカノ(フランス)を下しての勝ち上がり。
ダニエルは今大会が今シーズン最後の大会となることを発表しており、優勝で今季を締めくくれるか注目される。
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