男子テニスのNSWオープン(オーストラリア/シドニー、ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
ダニエル太郎が第5シードの
望月慎太郎と対戦したが、第1セット第4ゲームで望月が途中棄権しダニエルのベスト4進出が決まった。
>>ダニエルvs望月 1ポイント速報<<>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<30歳で世界ランク97位のダニエルは今大会、1回戦で同308位の
内山靖崇の途中棄権により2回戦に進むと、2回戦では同306位の
L・サビル(オーストラリア)を下しベスト8進出を果たした。
一方、20歳で同133位の望月は今大会の1回戦で同320位のO・ジャシカ(オーストラリア)、2回戦で同267位の
内田海智を下し、準々決勝に駒を進めた。
初の顔合わせとなった両者。序盤からサービスを100パーセントで打てていない状態の望月に対し、ダニエルが第1ゲームでブレークに成功する。第2ゲームでダニエルはブレークバックを許しブレーク合戦の様相となるなか、第3ゲームで再びダニエルがブレーク。このゲーム終了後のチェンジコートの際、望月はメディカルタイムアウトを取得する。
第4ゲームでダニエルがキープし迎えた第5ゲーム、望月のサービスで0-15となった時点で棄権を表明した。スコアはダニエルからみて3-1。
サービスが満足に打つことができない望月の棄権理由は現時点では不明だが、6日に開幕するユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)にエントリーしており、欠場の可能性もある。
一方、思わぬ形でベスト4進出が決まったダニエルは準決勝で第2シードの
R・ヒジカタ(オーストラリア)と予選勝者で同853位の
ナム・ジソン(韓国)の勝者と対戦する。
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