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ズベレフ 大けがに「感謝」

アレクサンダー・ズベレフ
上海マスターズでのズベレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク44位のS・オフナー(オーストリア)を6-4, 6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後の会見では昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で負った大けがに感謝を述べる場面があった。

昨年の全仏オープン準決勝でR・ナダル(スペイン)と対戦した際転倒に、足首を負傷したズベレフ。その後の2022年シーズンは全休となり、復帰は今シーズンに入ってからとなった。復帰しばらくは思うような成績をあげられずにいたが、7月のハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)で優勝を飾ると、9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)でもタイトルを獲得した。

今大会は1回戦で地元のオフナーと激突。4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイント獲得し、ブレークポイントを与えることのないプレーを披露。リターンゲームでは7度のサービスチャンスを創出し、4度のブレークに成功して1時間18分で快勝した。

これまで21個のトロフィーを獲得している世界ランク10位で26歳のズベレフは試合後の会見で昨年負ったけがについて言及。あのシーズン後半を棒に振った大けがの経験が今にいきていると明かした。

「あのようなけがをした後は、ハードな日々や楽しい日々に本当に感謝するんだ。コートにいることが楽しくなる。ほとんどの選手はテニスをやめてからこのことに気づくだろう。僕はそれに早く気づいたし、感謝している。でも、元の状態に早く戻りたいよ」

「もちろん、あのけがは起こってほしくなかった。でも、けがが僕を成長させ、テニスの本当の意味を気づかせてくれた。もし、当初のレベルに戻ってグランドスラムで優勝して世界ナンバーワンになれたら、振り返ってみて『すべて価値があった』と言えるかもしれないね」

ズベレフは2回戦で世界ランク18位のC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは1回戦で予選を突破した同169位のF・ミソリッチ(オーストリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第8シードのK・ハチャノフや世界ランク31位のJ・レヘチカ(チェコ)らが2回戦へ駒を進めている。




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