男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は22日にシングルス決勝が行われ、第3シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が第4シードの
A・フィス(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下し、キャリア3度目ツアー優勝を成し遂げた。
>>【動画】サービス絶好調ブブリク!サービスエースで優勝を決めた瞬間<<26歳で世界ランク36位のブブリクが同大会に出場するのは今回が初。
今大会は2回戦で同72位の
G・バレール(フランス)、準々決勝で同226位のG・ムぺシ・ペリカール(フランス)、準決勝で同127位の
M・マーテラー(ドイツ)を下し決勝戦に駒を進めた。
迎えた決勝戦、今大会サービスが絶好調のブブリクは11本のエースを決め、ファーストサービス成功時には37ポイント中36ポイントを獲得しフィスにブレークを許さず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークを奪い、1時間15分でキャリアで3度目となる優勝を決めた。
ブブリクは今大会の4試合でファーストサービス成功時に148ポイント中136ポイントを獲得するという驚異的な数字を叩き出してのタイトル獲得となった。
また、19歳にしてすでに今年5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)でツアー優勝を達成し、今大会は準優勝となったフィスに対しブブリクは表彰式でメッセージを送った。
「彼(フィス)が次の大物になる前に決勝で倒せたのはとてもラッキーだった。僕にはこれしか選択肢がないし、うまくやり遂げた」
「君がこれからたくさんのタイトルを獲得できることを祈っているよ」
ブブリクからの愛あるメッセージにフィスは笑顔でこたえた。
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