男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は15日にシングルス予選決勝が行われ、予選第4シードの
ダニエル太郎が世界ランク277位の
野口莉央を7-5, 6-4のストレートで破り、2年連続7度目の本戦出場を決めた。試合後の会見でダニエルは本戦のワイルドカード(主催者推薦)について言及した。
>>西岡、綿貫、ダニエルらジャパンOP組合せ<<30歳で世界ランク97位のダニエルは同大会に過去6度出場しており、最高成績は2019年のベスト8進出。
今大会は予選からの出場となり、予選1回戦で同235位のジェイソン・ジュン(台湾)を下し本戦出場に王手をかけた。
予選決勝の第1セット、ダニエルは第2ゲームで先にブレークを許したものの、第5ゲームでブレークバックに成功する。その後は両者ともにサービスキープに苦しみブレークを奪い合う展開となるも、第11ゲームでこのセット4度目のブレークを果たしたダニエルが第12ゲームをキープし先行する。
続く第2セット、サービスゲームを立て直したダニエルはファーストサービス時に93パーセントの確率でポイントを獲得し野口にブレークを許さず、リターンゲームでは第5ゲームでブレークを果たし、1時間44分で本戦出場の切符を手にした。
試合後の会見でダニエルは今大会の予選を振り返った。
「特に最初の方で自分がどういうふうに相手を崩していけばいいのかなというのを見つけるのにすごい苦労した予選でした。でもそういうところをちゃんと耐えて、何とかしのげたっていうところは自分が精神的に成長したところだなと思うのでよかったと思います」
また今大会、本戦のワイルドカード(主催者推薦)が与えられなかったことについて言及した。
「もちろん悔しかったです。僕も予定立てたときには正直もらえる想定で考えていたので。でもやっぱり今年からディレクターも変わり、スポンサーも変わり、デ杯のキャプテンも変わり、いろいろ変わったところもあるし。まぁワイルドカードはワイルドなので(笑)仕方ないなと思います。これまでもらえていたことがラッキーだったなっていうのもあります」
「今回はもちろん悔しい気持ちが試合の中にもあったし、なんで試合中こんなに息上げて苦しい気持ちにならなきゃいけないのかとは考えていました。でも予選突破できたので良かったです」
勝利したダニエルは本戦1回戦で同20位の
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。
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