女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)は第8シードの
V・クデルメトバに2-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れ、大会初出場でのベスト4進出とはならなかった。試合後、シフィオンテクは「ただ自分のテニスができなかった、それだけ」と明かした。
>>西岡vsシャン 1ポイント速報<<>>ガルシア、サッカリら東レPPO組合せ<<世界ランク2位のシフィオンテクは大会初出場。27日に行われた初戦の2回戦では世界ランク148位の
本玉真唯を6-4, 7-5のストレートで下し8強入りを決めていた。
一方、世界ランク19位のクデルメトバは2回戦で世界ランク96位の
K・デイ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
この試合の第1セット、シフィオンテクはストロークがアウトになるミスを連発し2ゲームしかサービスキープできず先行される。それでも第2セットではストロークのミスが減り、攻撃的なテニスを展開。第2・第8ゲームでブレークを奪いセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、第3ゲームで2度のブレークチャンスを凌いだシフィオンテクだったが、3度目のブレークポイントを守り切れず先にブレークを許す。その後は互いにブレークが生まれることなく、クデルメトバが粘り勝ち。シフィオンテクは2時間21分で力尽きた。
試合後の会見でシフィオンテクは「今日は私のレベルには達していなかったし、非常に多くのミスがあった。でも、ミスがあったことは良いことだと捉えている。いつも自分の試合を振り返り、改善するべきところを見直すけれど今回の場合はミスが多かったので改善点が正確に分かると思う。コンディションとしては昨日、一昨日よりは良く、気になるところではなかった。ただ自分のテニスができなかった、それだけ」とコメント。
「私は出来の悪い試合をしてしまった。彼女(クデルメトバ)はいつも通りのプレーをしていたと思う。今日の敗因は私自身にあると思っている」
勝利したクデルメトバは準決勝では世界ランク86位の
A・パブリュチェンコワと対戦する。パブリュチェンコワは準々決勝で同21位の
E・アレクサンドロワをストレートで破下しての勝ち上がり。
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