男子テニスで世界ランク95位の
ダニエル太郎は、現在行われている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)男子シングルス1回戦で29日、元世界ランク6位の
G・モンフィス(フランス)に6-4, 4-6, 2-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れ初戦敗退となった。試合後の会見でダニエルは残りのキャリアで「ポイントを追いに行くことはもうやりたくない」と語った。
>>【動画】ダニエル太郎vsモンフィス 全米OPハイライト<<今大会、予選3試合を勝ち抜き本戦の切符を手にしたダニエル。本戦1回戦ではモンフィスと顔を合わせ、第1セットを奪うも、第2セット以降は相手のサービスに苦しみ3時間13分の熱戦の末に敗れた。
試合後に行われた会見でダニエルは自身の今後のキャリアについて率直に語った。
「ランキングのところを求めていくのは、もう正直疲れたっていう感じがちょっとあって」
「もちろん(来年の)パリオリンピックには絶対出たいし、でもそこまでには何を優先しながらプレーしていけば辿り着けるのかなっていうのは(考えていて)、ランキングを優先させていくのか、やっぱり自分のプレーの向上とかを優先していくのかっていうのはこれからも調整していかないといけないところです」
「でも基本的にあんまりポイント追いに行くっていうことは、あまりこの残っているキャリアではなるべくやっていきたくないことだと思ってます」
「たとえ予選でなきゃいけないってなっても、自分の体を削って世界の隙間から隙間までポイントを追いに行くっていう、昔やっていたような事は今はもうやりたくないなっていうのは結構あって、て言いながらも今年も23大会出てるんですけど(笑)」
「出すぎない、テニスやってていいなと思える位の、そこの調整をちゃんとうまくしていきたいなと思ってます」
トップ選手であり続けるためには一年を通して世界中を転戦する必要のあるプロテニス選手という職業。長年トップ選手としてプレーし続けてきた30歳のダニエルが感じる、率直考えだった。
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