女子テニスのライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)は7日、シングルス決勝が行われ、ラッキールーザーで世界ランク136位の
日比野菜緒が第4シードの
L・ノスコヴァ(チェコ)を6-4, 6-1のストレートで破り、2019年9月の花キューピット ジャパンウイメンズオープンテニスチャピオンシップス(日本 /広島、ハード、WTAインターナショナル)以来となるツアー3度目の優勝を果たした。
>>西岡、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<今大会、日比野は予選決勝で敗退したものの、本戦に欠場者が出たためラッキールーザーとして本戦入り。すると本戦では1回戦で世界ランク119位の
S・エラーニ(イタリア)、2回戦で同117位のV・フジュモヴァ(スロバキア)、準々決勝で同109位の
T・マルティンコバ(チェコ)を破り4強入りした。
しかし同時に今大会は、雨天による悪天候も大きな影響を与えており、試合が予定通りに進まない一面も。6日に組まれていた日比野と世界ランク122位の
J・クリスティアン(ルーマニア)の準決勝も開始が遅れたほか、雨により2度の中断もあった。
そのため、準決勝は日比野からみて6-4, 6-7 (2-7), 5-2の時点で順延に。現地時間7日にこの試合の続きから、そして決勝も行われることとなった。
まず準決勝を6-4, 6-7 (2-7), 6-3で勝利した日比野は決勝戦で勢い止まらず躍動。ファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得すると、ノスコヴァのブレークを1度に抑えた。
リターンゲームでは7度のブレークチャンスを創出し、そのうち5度ブレークに成功。1時間11分で快勝しタイトルを獲得した。
また、日比野はダブルスでもO・カラシニコワ(ジョージア)とのペアで決勝まで勝ち進んでおり、同日行われた決勝でQ・グリーソン(アメリカ)/ E・レケミア(フランス)組を6-7 (7-9), 7-5, [10-3]の逆転で破り、単複2冠を達成した。
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